断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝から町の権力者の家をまわって、滞在証明書のサインをもらいにまわる。なかなかサインがもらえず、昼前に1500円を払ってようやく決着し、入国管理局に書類を提出することができた。月曜に写真撮影に出向き、火曜からようやくスマトラに渡ることができる。私が苦労したわけではなく、今回の諸手続を進めてくださっているハルティニさんがすべての手はずを整えてくださっている。来月早々に来られる高久さんと島野さんの分の書類も準備した。
昼食はSotoというもので、鶏肉を刻んだものが入った汁をご飯にかけて食べるもの。奄美の鶏飯と99%同じだった。もちろんおいしい。インドネシアは食事がおいしくて困る。マレー料理に似ているが、地域が広いだけあって、とても多様で、このSotoも地域によって様々な種類があるようだ。

午後にチビノンの博物館を訪れ、ワラさんと今後の相談をした。スマトラにはワラさんが同行してくださることになっている。26日から12月2日までパダンに滞在することになり、それから再びボゴールの町に戻り、航空券を購入した。往復で36000円支払う。案外安い。
それからまたチビノンに戻り、博物館の敷地内でツノゼミを採集した。ちょうど好きな分類群のもの(EbhulTricentrus)で、嬉しい。