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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝からボゴール植物園へ。インドネシアはこれまでに3回訪れ、そのたびにここに宿泊していた。今回はおそらく9年ぶりくらいだと思う。早速、ゲストハウスの前でアリの巣を探すが、恐ろしいほどに何もみつからない。このあたりは一番アリが採りやすかったはず。どうやら環境がすっかり変わってしまったようだ。実際に見た目でもそれは顕著で、とにかく植物園全体が小奇麗な公園のようになっていて、どこもかしこも落ち葉や倒木が取り除かれていた。ゲストハウスの前は比較的ヤブや倒木が残っているのだが、虫の住める場所が広い園内で島状に孤立し、全体に種の多様性や個体密度が下がってしまったように思われた。
今回の滞在中は4−5日ここで採集しようと思っていたのに、来る価値があまりなくなってしまった。Aribatesという、伊藤文紀さんが見つけたカドフシアリと共生するダニを見つけたかったのだが、見つかるかどうか・・・。