断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

雑誌「生物の科学 遺伝」で、「裏山の昆虫誌」という連載が始まった。こういう昆虫全般に関する随筆的な連載をしたいと以前より思っていたので、大変良い機会をいただいた。連載名の通り、身近な昆虫を紹介していこうと思っている。誌面の都合上、毎号での文献は割愛せざるを得なかった(かなりあるので、まともに掲載すると、本文がなくなる。何らかの形で一覧にする予定がある)。初回はウスタビガで、2ページある。次号より1ページ。写真は小松君提供で、彼をせっついて希望の種の撮影をしてもらっている。大きめの書店にはあるので、興味のある方はご覧ください。そして「遺伝」を買ってください。


ーーーー
昨日、比較社会文化研究科の学生さんが、ノウサギシロエリオオハムジョウビタキカワセミメジロ、モグラの死体を持ってきてくれた。今日は猟師の方が糸島で駆除された巨大な雄のニホンザルを持ってきてくれた。午後に梱包し、剥製展に発送した。これで九州北部の大型哺乳類は残すところニホンジカのみ。糸島にもシカが出始めており、あと2-3年もすれば殖えるだろうとのことだった。