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断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

解放

ようやく初校が手を離れた。帰国後に2校を見ておしまい。本当に疲れた・・・。

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忙しいといいつつ、帰り際に今回のタイで採集したヒゲブトオサムシを展足した。このなかまはアルコールに長く漬けると翅が開いてしまうので、できるだけ早く展足しないといけないからである。

左手前は小松君がオオズアリの巣から採ってくれたPaussus属の未記載種。以前にFITで採れた1頭があったのみだったので、追加が採れたうえに、寄主がわかって嬉しい。アリは首都大の江口さんに早速送付した。

右手前はEuplatyrhopalus tadauchiiで、標高350mのところで灯火に飛来したもの。その上の2頭はEuplatyrhopalus vexilliferで、12キロ離れた標高900mの地点でFITに入った。この2種が狭い範囲で微妙に住み分けていることがわかったのは嬉しい。また、私が記載したtadauchiivexilliferの地理変異である可能性を危惧していたのだが、ごく近くに生息していて、形態的にも明瞭であり、はっきりと別種であることがわかったのも収穫。

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