断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

本、本

げっちょ先生に「昆虫の描き方」をいただいた。題名の通り、昆虫の絵を描く方法について細かく説明されているのだが、それぞれの昆虫やその生態についての解説が非常に面白い。おすすめの一冊。

「ミミズ図鑑」もすばらしい。身近な大型の生物でありながら、ミミズほど名前のわからないものはいないだろう。非常に未記載種が多いそうで、日本産種の1割程度しか載っていないと書いてあるが、人里の普通種については十分に同定できそうである。とにかく画期的な図鑑。

「稚魚図鑑」もいただいた。「魚類検索」に続く、東海大出版の大仕事である。魚類の形態的多様性はすばらしいが、稚魚はもっとすごい(逆に稚魚だとみんな同じような姿のものも少なくない)。美しい図を見るだけでも十分な図鑑といえる。