断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧

講義

最近、アカマダラハナムグリという比較的珍しいコガネムシがワシタカ類の巣に住むという報告があり、そのことがあちこちで話題にあがっている。実はこの話し自体はすでにいろいろなところに広まっていて、いわば公然の秘密といった状態であった。ワシタカ類…

明日は講議

女子大の講議も明日で最後から2回目である. この数カ月の多忙で,ついつい準備が前日にまで及んでしまう. そういうわけで,朝から講議資料の準備を行った.4時から飯田橋で待ち合わせをしていたので,それまでに終わらせる必要がある.終わるかどうか心配…

まるます家

今日は朝から天気が悪い.とても寒い雨天で,天気予報では雪である. 月曜の講議の資料をとりに行くため,夕方近くに職場を訪れる. 夕方からは赤羽の「鯉と鰻のまるます家」へ行く. 名物の鰻をはじめ,鰌のまる鍋,スッポン鍋,トロのぶつ切り,岩海苔を肴…

調査準備

2月中旬からマレーシアへ採集調査に行くため、今日はその準備のひとつとして、FIT(Flight Intercept Trap)という昆虫採集道具の材料を買いに行った。赤羽のダイソーという100円ショップ(科博から近いと思っていたら、最近は原宿にも大きなダイソーができ…

Howden氏からの別刷り

Henry Howden氏というカナダのコガネムシ研究の大家に年末に別刷りを請求し、そのついでに好蟻性・好白蟻性コガネムシの交換をお願いしたら、両方の願いとも快諾してくださった。 今日はその別刷りが届いた。2つの小包に分かれて届き、ほとんどが複写ではな…

生物分類学会連合

「生物分類学会連合」という、分類学関係の学会が一致団結して生物分類学を盛り上げようという団体がある。今日その大会があり、そこで講演をしたため、昨年末から今日までは、その準備に呻吟していたわけだ。演題は「昆虫の種を見分ける方法」である。 わた…

DNA実験室の新年会

昼から明日の「分類学会連合」の会場設営を行った。 夕方からは科博のDNA実験室の新年会である。 明日の発表が少し気になったが、すき焼きに惹かれて参加した。12人ほどが集まり、盛会のうちに10時ごろ終了した。終始わきあいあいとし、実に仲の良い研究室で…

正月は退屈

朝から学会発表の準備を行った。 夜からは新宿で科博の学生と飲む。 正月だと言うのに新宿は大変な人ごみで、待ち合わせ場所にたどり着くのも一苦労であった。 終電帰宅。

元旦

元旦を逃して昼近くまで熟睡した。 起きてから雑煮とおせちを食べた。うちの雑煮は祖母の実家の風習で、千葉県九十九里風である。醤油仕立ての透明なつゆに鶏肉、蒲鉾、青菜を入れ、そこに大量の青海苔をかける。 青海苔が特殊なものであることを知ったのは…