断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

到着して6日間は森の中にある小屋に泊まっていました。川があると事前に聞いていたので、念のために釣竿を持っていったのですが、これが大正解でした。魚を釣ったおかげで、食生活にずいぶんと潤いが生まれました。毎日夕方になるとバッタをつかまえて、糸を…

時差ぼけで寝不足。夕方から博物館の若手教員4名で飲みに出かけた。これから徒党を組んで作戦を練ろうという話し。 -

無事にペルーから戻りました。目的はグンタイアリの調査で、同行の島田さんのおかげもあって、かなりの成果がありました。一番嬉しかったのはNomamyrmexという珍種のアリからかっこいいハネカクシを山ほど採ったことでした。下の写真はEciton burcheliiとい…

あまりにも疲れていたので、久々に昼過ぎまで布団にいた。それから旅行の準備を進め、16時過ぎから大学へ。緊急の同定依頼に対処したり、メールに返信したり、旅行の準備をしたりした。 明日から20時間も飛行機に乗って、水につかって川を渡るようなジャング…

夕方までに郵便を出すべく標本を準備した。それからほっと落ち着いて、ボーっとする。19時ごろに農学部の事務の方が、私が出演したテレビの「恥DVD」を取りに来て、その際に「とろ〜り練乳ライクなプリン」を差し入れてくださった。残業とのこと。大変だ。 -…

怒涛の書類作成で気付いたら夕方。それから金尾君と修論と投稿論文の相談。金尾君の修論は私の出国に間に合わないことに。弘岡君の修論も見終わらずに出発になりそうだ。たっくんゴメン。 それから標本の計測や記載を進める。空腹が限界に達した22時前になん…

金尾君も修論に追われている。週末に電子顕微鏡を初体験するらしいので、試料の準備方法を伝授した。 4年生の安藤君が実験にPCRに失敗したと報告に来た。原因は不明。もし成功していたら、明日シーケンス反応を教える予定だったのだが、予定が狂った。卒論は…

年初めから他人様の原稿を直すことに終始した。10本は見た。また、雑誌によって投稿規定が異なり、多数の論文を見ているとそれぞれの規定を皺のない脳味噌に入れるのに苦労する。ただでさえ注意力散漫なのに今日もポカをやってしまった。 大物は山本君の論文…

今日が休みだと知らずに大学に来た。懸案の絵描きと解剖を行う。 弘岡君が修論の絵の編集を始めた。

二日酔いで昼近くに起床。五目あんかけ焼きをばを食べて14時の新幹線に乗る。車内でひたすらに他人様の論文の添削。途中でとなりの席に3歳くらいに子供が座ってきて、最初は大人しく寝ていたのだが、だんだんと退屈になってしまった様子で、ついには暴れ出し…

分類学会連合のシンポジウムはかなりの盛況だった。私は京大の松井先生の質問にタジタジ。シンポジウムの様子は三中さんの日録に「中継」の内容が公開されている。 http://cse.niaes.affrc.go.jp/minaka/diary2012-01.html#07 懇親会を途中で失礼して新宿へ…

東京にやってきた。 明日は分類学会連合の講演会、一般向けでわかりやすい話しばかり(のはず)なので、みなさんもぜひ。 http://wwwsoc.nii.ac.jp/ujssb/ 日程: 平成24年1月7日(土) 時間:シンポジウム: 13:30〜17:30 会場: 東京大学駒場キャンパ…

通常出勤。教員は私を含め2名のみ来ていた。 ものすごく寒い。 FIT標本の仕分けアルバイトに菅原君も出勤。 郵便物がたくさん。生物地理学会誌が楽しい。 スペイン語の会話帳も届いた。イタリア語会話を勉強したことがあるので、なんとなくわかる単語が多い…

1月7日の講演に向けて準備。自分で作りながら、「ぷっ」っと笑ってしまう内容なのだが、冷静に直す必要があると感じた。 山本君も早々に出勤し、頑張っていた。

午後から大学へ。当然のことながら構内には誰もいない。到着後、ゆっくりとコーヒーを飲んだり、学会英文誌の編集作業などを行い、懸案の交尾器の絵描きをする。誰もいない大学というのは実に集中できる。開放的な気分もよい。 ーーーーー 以前に撮影した写…

謹賀新年 中国ではゲンゴロウのことを龍蝨(龙虱)という。つまり昔の大陸の人はゲンゴロウの姿を見て「龍に付くシラミ」という壮大な想像をしたのである。このような命名感覚に夢を感じる人は少なくないだろう。ちっぽけな虫をこねくりまわして想像をめぐら…