断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

セミの教室

昨日はセミの標本教室だった。今年は対象を高学年以上に限定したので、たくさんの学生さんやボランティアの方々、職員のおかげもあって、とても楽しい時間を過ごした。

東京へ

月曜日の夕方から東京へ出かけていた。その夜は東大博物館の矢後さんとカハクの神保くん、メレ子さん、それに久しぶりに会う教え子のボスレーと飲んだ。 火曜日は午前中に出版社で打ち合わせがあって、夕方にジュンク堂で講演会があった。新刊の「きらめく…

ヴィ〜ナス

すごい新種の発見。 昨年夏に「ダーウィンが来た」の取材でカンボジアに行った際、毎日の昼休みに茶坊主こと柿添翔太郎君と採集した。撮影中は彼は独りで採集していた。 ある日、こちらが取材しているとき、彼から電話で「すごいものを見つけてしまいました…

近著のお知らせ 「アリのくらしに大接近」と「アリの巣のお客さん」

あかね書房から「アリのくらしに大接近」と「アリの巣のお客さん」という、それぞれアリと好蟻性昆虫に関する写真絵本が出版されます。 私(と編集の本郷さん)が文章、小松 貴と島田 拓が写真を担当しています。 絵本とはいっても、少し大人向けで、小学校…

「きらめく甲虫」のできるまで

7月8日に発売開始した『きらめく甲虫』。甲虫の本はたくさんあるので、売れ行きに一抹の不安を抱えていたが、おかげさまで大変好調で、嬉しいことである。ネット書店では『昆虫はすごい』よりも売れているようで、とてもびっくりしている。みなさん、ありが…

さらに、さらにさらに

今日は図書館で博物館が担当している展示の準備を行った。実習生の杉本君が昨日標本を選び、それを何人かで展示した。小さいけど楽しめる展示だと思う。

さらにさらに

今日は糸島で行われる哺乳類の展示の搬出作業。あいにくの大雨で、剥製の大敵である湿り気に気を付けながらの作業となった。夕方から哺乳類の本を調べつつ、解説を書く。そのときに改めて感じたのだが、本来は「サル」や「ウサギ」で通じていたものを「ニホ…

さらなる

久留米で開かれる展示資料の貸し出しや、NHKの北九州支所で行うツノゼミの展示の準備。いい加減疲れました。ゴミダマの安藤さんがお見えになり、夜は美味しいものをたくさん食べた。オコゼのお造りが最高だった。

展示開始

今日から展示開始。みっちーが里帰りから大阪に戻る途中で遊びに来てくれた。夫婦円満の秘訣を(失敗例から)伝授した。知久さんはコツコツと計測。アメリカから珍しいコガネムシの標本が届いたので、ちょうど遊びに来た茶坊主に自慢したところ、ものすごく…

「きらめく甲虫」展、準備完了

金曜に数名で一気に片付けて、今日は追加の設営を行った。 明日から始まる。

らすかる

昼から『アリのままでいたい』の試写会へ。とても面白かった。 夕方から畑へ。悲しいことに、順調に膨らんでいたトウモロコシが全て獣害にあっていた。手先の器用な哺乳類の仕業であることは確かで、ニホンザルのいない地域なので、アライグマだろう。 畑で…

息つく暇にて

久しぶりの日記。毎日1000人近い方が見てくださっているのに、申し訳ないです。 なんだか猛烈に忙しい。展示の準備のほか、いろいろな依頼に対応し、息つく暇がない。展示以外とは、主に夏の昆虫行事や他機関での展示に関するものである。 今週から東京農大…