断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

カブトムシ

今朝起きたらカブトムシが羽化して水槽の中を歩き回っていた。今年の4月に房総半島で幼虫を採集してきて、それが無事に成長したものである。早速手に乗せて遊ぶ。こういうとき、幼年時代の気分にふと返ってしまう。今日は2匹。明日から何匹でてくるだろうか。

4月末に生まれた金魚の赤ちゃんもすくすくと成長している。少し大きくなって食欲が増したようである。

今日は昆虫画家の川島さんが科博へ文献コピーにいらっしゃった。残念ながらお目当ての文献はみつからなかったようだが、こちらは久しぶりにいろいろなお話しを伺うことができた。お土産にキンアリスアブとアリスアブを大量に頂いた。


「Rosinha de Valenca: Um Violao em Primeiro Plano」

若くして無くなったボサノバギターの名手。以前にとても気に入って聞いていたブラジル風シャンソンのアルバム「Claire Chevalier: Saveur Bresil」のギターがこのRosinha de Valencaだと知ってあとで驚いたことがある。熟練した密な演奏だが、どこか女性的なやさしさがある。これはギターで聴かせるアルバムだが、時折混じる彼女のボーカルが愛らしく、またシンプルな歌声が気持ちよい。