断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

新しいペン

暑さで目覚めた。rotringペンの調子が悪かったので、今日は新宿へ新しいペン先を買いに行った。東口のマイシティに行くも、6階へあがったら、なんと改装中で店が閉まっていた。仕方ないので西口へまわり、東京堂の支店へ行く。見てみると、これが普通の価格よりもかなり安く、わざわざ暑いなかを歩いた甲斐があった。

そのあと科博へ行くが、お盆だからか、研究員が2人しか来ていない。今日は遅くまでいられないと思いつつ、部屋に行って絵を描き始める。休日の科博はクーラーが切れているので、部屋の中が温室のようになっていた。

早速古いペン先を捨て、新しいもので描き始める。ところが線がかすれがちで、どうも調子が悪い。今回は0.2号と0.3号を買ったが、どちらもいまいちだった。もともとrotringのペン先には当たり外れがあって、0.1号や0.13号では半分くらいは使えない。しかし、0.3号ではずれを引いたのは初めてだ。安いものではないので、これから次第に調子がよくなることを祈りたい。今日は一番面倒だと思っていたテュニジア産の新種の絵を描いたが、ペンの調子の悪さで面倒さに拍車がかかってしまった。

夕方5時ごろ、早々に科博を退却する。クーラーが効いてないと、暑いばかりか、周囲にある液浸庫のホルマリン臭が部屋を漂い、あまり気分がよくない。