断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

先月中に仕上げる予定だった仕事が風邪による体調不良でままならず、それを取り返すべく今日は休日出勤した。先週半ばに引いた風邪がきのうあたりにようやく落ち着いてきた。忙しい時期に風邪など引いてしまったものだが、これからもっと忙しくなるので、ちょど良い休暇になったのかもしれない。

現在、若手虫屋の会の改革に関して幹事同士で話し合いが進められている。「若手虫屋の会」とは、中高生の昆虫少年を応援し、育成する目的で作られた会である。発足からもう2年になろうとしているが、ここへ来て会の活動が滞りがちになってきており、新しい活動の開始と会務の一新を考え始めている。

このところ「ハネカクシ談話会BBS」で、「生物体系学」の著者である”Stenus”さんと”てる”さんとの問答があり、”Stenus”さんの種に関する考え方が浮かび上がり、大変勉強になった。

http://otd9.jbbs.livedoor.jp/905353/bbs_plain

”てる”さんが「箸がなくとも飯は喰える」と言って、「種概念不要論」者と名乗ったが、わたしも同様の意見である。”Stenus”さんも「種」というものとどのように付き合うかということに重きを置いて議論しており、「種概念」そのものを追求する段階はすでに終わっているように感じられた。