断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昼過ぎの飛行機に乗って札幌へ。寒さが不安だったが、やっぱり寒かった。機内から出たとたんにひんやりとした。ただ、機内でボケっとしていた頭には心地よかった。

電車に乗り、札幌駅へ行き、まずはカホノさんの娘さんにあげようと思い、ぬいぐるみを探しに大丸へ行った。大丸には良いものがなかったので、ロフトへ行ったら「リラッくま」のぬいぐるみが気に入ったので買った。小雪が舞っている。その足で農学部へ向かった。まずは諏訪先生に挨拶、と思ったら、会議でご不在だった。秋元さんへ挨拶に行き、近況を話し、Evolutionの別刷りを頂いた。その後、吉澤さんとしばし話し、久しぶりに先輩方や後輩とも再会。それにしても、まだ先輩がいるとは恐ろしいものだ(余計なお世話?)。

北大に置きっぱなしにしてあった標本を確認する。まずは冷凍庫を見たら、もう紛失していたと思っていた液浸標本が大量に見つかった。もう古いが、たぶん使えるだろう。整理してクール便で東京へ送った。帰ったら早速実験に使おう。その他、大量のシデムシの標本なども見つかった。北大にあっても邪魔なので、これは手持ちで帰ることに。

夕方から博物館で会議(シンポジウム)のパーティー。いろいろな方と久しぶりにお会いし、たまたま来ていた東正剛先生とも話すことができた。調子に乗ってワインをガブガブ飲んでいたら、あっという間に酔っぱらってしまった。千鳥足で「つくしん坊」へ行き、ままさんと久々の再会。

写真は事務室で見つけた貴重な一枚。日本昆虫学創始者で北大昆虫初代教授の松村松年と九大昆虫初代教授の江崎悌三。