断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日はPella論文の発送作業に終始した。これを終えると一山越える。過去3年分の別刷りも同時に送ることとなり、それらを引っ張り出したり、人数分並べたり、宛名を貼って封筒に入れるなどし、結構な仕事量だった。今日は国外に20通、国内に10通ほど出した。昨日は国内に20通ほど出し、そのなかには複数入れたものもあるので、これでPella論文が50部以上は掃けたことになる。国外宛の郵送料は1通1050円から2950円までかかっていて、平均して1通2000円といったところ。これを20通も出したのだから、結構な額だ。3年分のツケである。

Steiner夫妻にメールが遅れていたので、侘びのメールを入れたら、以下のような返事が来た。たしかにそうだな。しかしありがたい。”No problem with the delay. We well know the problem of being again and again distracted from interesting research problems by "odd" things that have to be done first... it is a grave problem typical for today's world of science, we think...”

岐阜の木野村先生から大型の好蟻性アリヅカムシの未知種があるというので、送っていただいた。たしかに初めて見るもので、一見して新種とわかった。こんなすごいものがまだいたなんて驚いた。木野村先生の採集技術といったら、好蟻性昆虫では比類する人はいないだろう。だいたいアリがすごいのだから。

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