断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日の疲れと寝不足から、ゆっくりと寝てしまった。新宿のスターバックスでコーヒー豆を買ってから出勤。

採集品の整理をする。下界の暑さにより、採集してきたアリスアブの幼虫が全て前蛹や蛹になってしまっていた。このぶんだと羽化も早いだろう。タカネアリノスハネカクシの生きた写真を撮ってみた。運良くよいシーンが撮れた。しかし室内は味気ない。野外で良い写真が撮りたいものだが、もう当分は信州に行くこともなくなってしまった。数年後に再び信州を訪れ、もし複数採集できれば、こんどは飼育して生態を追ってみたいと思っている。写真をご覧いただければ想像がつくと思うが、日本産の好蟻性昆虫の中では最も高度にアリの社会に適応した種の一つなので、きっといろいろと面白いことがわかるだろう。昨日は木野村先生たちもタカネを採りに行っていたそうだ。

HPの表紙写真を代えた。なぜかちょっとギラついてしまったので、差し替えなければ。

編集作業を進め、気が付いたら22時をまわっていた。明日はつくばで調査である。天気がよくないらしいが、とりあえず行くことにした。

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