断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

9時過ぎまで泥のように眠った。ラーメンをすすり、オイルトラップを見に行くと、1地点のトラップはヨコヅナアリ類Pheidologenton diversusP. cf. affinisで完全に占領されていた。ここのヨコヅナアリのハネカクシはもう十分に採集したので、全く嬉しくない。もう1地点は閑散としており、数種のハリアリが集まっているのみ。モトサスライアリは明日に期待。

片山君がMaschwitz valleyで美しいヒラタシデムシChrysosilpha sp.を採集してきたので、少し頂戴する。猟師の捨てたイノシシの残骸に来ていた由。液浸にし、東大の池田君に差し上げることにした。

午前中は日差しが強い洗濯日和で、洗ったものが3時間で乾いた。しかし、こういう日は決まって午後にスコールが来る。予想通り、午後から大雨。大雨は長く続き、19時過ぎまで止まなかった。原稿を一つ書き上げ、2時間ほど昼寝をする。

夕飯はラーメンとご飯と野菜炒め。昨日までがうそのように静かな夕食だった。夕食後、アシナガキアリの巣にいるヒゲブトテントウダマシを撮影。光に敏感で撮影は難しい。その後も雨はやまず。原稿を書き、23時に就寝。

写真:ヒゲブトテントウダマシ。