断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は飲みすぎてしまったようだ。風邪気味だったこともあるが、とにかく酔っ払った。朝起きて頭痛がした。結局、8人で科博の近くの、最近良く行く「延辺料理」店へ行った。今朝知ったのだが、「延辺料理」とは中国北部朝鮮族の料理らしい。どうりでタウンページのカテゴリーが「中国料理」になっているわけである。肉の串焼き(焼き鳥より大きくて、1本100円)を基本に、ジャガイモを使った料理が多く、やすくて美味しい。

今日も編集業者へよって科博へ行く。科博では実験をする。しかし、国際鳥類学会へ明日出かける斉藤君の準備が終わっていないので、合間を縫い、ポスターの手直し手伝った。

「根井&クマー(・(エ)・)」がやっと届いた。実験中に読み進めたが、本当に良い本。ベイズに計算法に否定的なのが気になった。われわれは一体、どこに立ち、なにをすればよいのだろうか。三中さんが農大の集中講義で言っていたが、系統学の具体的な手法(どういったデータにはどういった計算をすればよいか)については、まだ発展途上にあるのだなぁ。

東海大の方から昨日頂いた企画とは某昆虫進化の教科書の翻訳である。某氏に取りまとめをお願いしたものの、やっぱり断られてしまった。大著なので到底一人では出来ないが、自分がとりまとめをやるには気が引ける。もう少し別の人に相談してみよう。しかし、昆虫の系統に精通していて、とりまとめをする時間のありそうな中堅の研究者があまり思いつかない。本当にいない。各論にしても、昆虫学の基礎知識があって形態用語がわかる人が分類群の数(章の数)だけ日本にいるだろうか…。少なくとも、いくつか思いつかない分類群があるし、思いついたとしてもその人に了解いただけるかどうか。

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