断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

気付くのが遅いけど、台風が来ている模様。運が悪ければ最終日に上陸か。

13時半発だったが、のんびりラーメンを食べていったら、13時に空港に到着してしまった・・・。しかもカウンターが長蛇の列。13:15にようやく受付すると、なんと「すみませんがすでに満席です。次の4時半の便に変更いただけないでしょうか」とのこと。しかし、夕方から山根研に行く。めったにない楽しみなので、なんとか乗れないか懇願する。「ではあと5分、10分前までお待ちください」と、トランシーバーや電話であちこちに問い合わせていた。なんだか申し訳なかったが、「お待たせしました。お席が取れました。1Aです」とのこと。「1A」!ほのかに期待はしていたが、ビジネスシートである!しかも「1A」とは縁起が良い。かくしてゆっくりと(短い)足を伸ばして鹿児島を目指した。東京湾沿いを千葉方面に離陸するが、天気が良いうえに一番前は景色がよいので、子供のように窓の外に釘付けになってしまった。浚渫による海流の変化で干潟が縮小しているという三番瀬周辺や、小櫃川の広大な干潟も良く見えた。こう見ても小櫃川は天然記念物ものだ。なんでここを飛ばして谷津干潟がラムサールに登録されたか理解できない。

15:15に鹿児島空港着。バスで市内へと向かう。中央駅から路面電車に乗り、鹿児島大学へ着いたのは17時近くだった。電車を降りると、鼻の奥に海の匂いを感じた。

山根研に着くと、江口さん、吉村さん、藤原さんがいた。早速なかまに入り、しばし談笑。その後、会議を終えた緒方さんが来る。それからしばらくして山根さんが来る。18時を過ぎ、飲みに行くことになるが、残念ながら山根さんは用事があって参加できず。行く前に明日の懇親会で山根さんがやる一本締めの練習をした。まずは各人のホテルをめぐり、チェックアウトをする。結局、市内を一周することになり、全員のホテルをまわり終えたときには20時近くになっていた。ホテルも1号室の角部屋。今日は縁起が良い。

大城戸さんも呼び、中央駅前の居酒屋で数杯。機内でコーヒーを飲んで以来、何も飲んでいなかったので、ビールが最高においしかった。楽しい会だった。学名の安定について激しい議論。

22時半に解散。路面電車はすでに終わっており、藤原さんとぶらぶらしていたら、先ほど解散した緒方さんと大城戸さんに加え、つくばにいる一木さんに会う。緒方さんがラーメンを食べるというので、大城戸さんの車で高見馬場へ行き、「豚とろ」というラーメン店に行く。お疲れの藤原さんとはお別れ。餃子も食べたが、とてもおいしい店だった。