断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

疲れが限界に達しつつあるので、昨日は21時半に就寝、8時過ぎまで泥のように眠った。大したことはしていないのに、南アルプスを縦走したくらいに疲れている。慣れないことが続いたのが原因だろう。11時過ぎに博物館へ行き、展示をブラブラして、警備室で鍵を受け取る。これであちこち出入りができる。その後、Newtonさんのご案内で図書館へ行ったり、コピー機の場所などをうかがう。職員用の図書館なのに豪華なつくりになっていて、びっくりした。自然史に関する雑誌はもちろん、基礎生物学関連の主要な雑誌は揃っていた。印象的だったのはこの博物館で出しているFieldianaという歴史ある紀要が豪華に陳列されていたこと。

メールの問題は解消。日本語の送受信ができるようにしてもらった。しかし、「Outlook 2003」を入れないとウェブメイルしかできないので、しばらくは古いアドレスを中心に使うことになりそうだ。

ようやく科博の新宿分館へ「お世話になりました」メールを送る。本当にお世話になりました。

「かがくるプラス」の30号(来週発売)には私の監修した好蟻性昆虫の特集が載っている。詳しくは見てのお楽しみだが、アリノタカラが可愛いイラストになったのは初めてだろう(子供向け雑誌の性質上、眼があるのはご愛嬌)。それにしても好蟻性昆虫を載せようと考えた企画者のセンスには脱帽。こちらとしては誰にでもわかる自分の研究紹介ができてありがたかった。

個室なのでラジオや音楽が聴ける。今は開局して間もないBrandnew JというJ-Waveのウェブラジオを聴いている。好きな局なのでうれしい。顕微鏡の横に日本から持ってきた頂き物の御香を置き、緑茶を飲む。御香は焚かなくとも良い香りがして気分がよい。束の間の休息。