断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

近所のスーパーに行く。うちは街中でも少しはずれにあるので、近くに大きなスーパーが3件(Dominick's、Jewel、Target)もあって、とても便利。さて、魚が食べたいが、売っているのはティラピアとチリ産のサケばかり。どれも食べやすくて美味しいが、養殖物の切り身である。あとはナマズとストライプドバス。唯一、金魚みたいな色のフエダイ科の魚を見かけたが、恐ろしく高い。せめてアジとかイワシとかメバルとかタイとか売ってないのだろうか。アメリカ沿岸に絶対いるのに。それと、エビに関しては、東南アジアで養殖されたテナガエビが普通に出回っているのには驚いた。尻尾だけ見るとブラックタイガーだが、あとでテナガエビだとわかった。アメリカの沿岸漁業は何をしているのか!?肉だけは安いが、毎日肉ばかりだと病気になりそうだ。

アメリカのスーパーで驚くのは、出来合えのものの多さ。惣菜の多さはもちろん、あと少し手間をかけるだけで出来上がるものが多い。魚が切り身ばかりなのは当然として、出来上がったサラダがずらりと並び、焼く前のクッキーだって売っている。手間を省く合理主義は料理道具にも反映していて、「こんなの手やったほうが早いだろ」というようなものがあまりに多い。