断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

久々に気温がプラスに転じた。朝から雪が少し解け、地面が顔を出しつつある。

昨日の別刷りの山を見ていたら、Michenerのものもあった。知らなかったが、カンザス大とはすごいところだったようだ。Ashe氏の死後、現在カンザス大(正確には付属の博物館)で教授の公募が出ているそうだ。こちらの公募は明け透けで、誰が出しているか本人から流れてしまう。今回のその人も相当な人なので、もし通ればカンザス大の伝統は守られるだろう。

一昨年と昨年にマレーシアで採集したFIT(Flight Interception Trap)の甲虫をすべて計数し、リスト化しようと思っており、まずは農大の学生さんに基本的なソーティングをしていただいた。次の問題は同定であるが、アイダホの友人が難しいところを同定してくれるというので、今日はそれを送った。博物館の地下にDivision of Mailroomという部屋があって、そこから郵便物を出せるのだが、お金を払って切手を貼ってもらったら、その箱を係りの人が放り投げたのには少し驚いた。

外が寒いと部屋も寒い。どこの部屋も寒いのだが、こちらの人は慣れたもので、室内でも厚着をしている。院生の部屋ではマフラーを巻いてパソコンに向かっていた。