断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

サメの漁業規制。たしかに鰭だけ切って捨ててしまうというのはいただけない。
http://www.sankei.co.jp/seikatsu/shoku/070223/shk070223001.htm

4月から調査の前にいくつかの原稿を仕上げたく、今日は休日出勤。原稿の合間に解剖をする。志賀針で作った自作の柄付き針も、数日使うと先が丸くなっているので、頃合を見て取り替える必要がある。

今日は日中も氷点下。しかし-20℃の毎日を経験したので、まだまだ暖かく感じる。慣れとはおかしいものだ。

週明けに貴重なヒメサスライアリのメスを解剖の予定。今日は消毒用のライターを買った。受精嚢を取り出すのだが、脂肪と上手く見分けがつくかどうか。予想では交尾したてなので、大きな精包が入っているはず。

吉村さんがデータベースのクサアリの部分を改訂してくださった。わかりやすくて助かる人が多いと思う。
http://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/J/Taxo/F06-D.html

Gombakのネズミ。小さいのはRattusだが、大きいのはオニネズミ属の一種Bandicota indicaだそうだ。尻尾を入れると60cm以上あり、本当に大きかった。新聞紙はタブロイド版(高さ40cm)。

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