断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は「華麗なる一族」を5話まで見てしまった。さすがに面白かった。しかしキムタクはどんな役でもキムタクだな、と思った。

これからマレーシア出発前の片付け大詰め。出発まで1週間である。レフェリーの作業やら、原稿書きやら、加速度的に忙しくなりそうだ。こちらであてがってもらったウィルドの生物顕微鏡は目に合わず、こんどの帰国時に自分のオリンパスBH-2を持ってくることを決定した。そして絵描きも中断。あの大きな顕微鏡をどうやって持ち帰ろうか…。

週明けの最後の電顕撮影に備えて材料の準備。もらったAcanthomyopsの雄アリのみ、カビが生えていて閉口した。おそらく採集者が液を蒸発させたのだろう。低温で乳酸に漬け、繰り返し超音波洗浄をしたら、なんとか見られるようになった。カビには酸性の薬剤のほうがよい。しかし標本の外皮を軟化させるので、漬け過ぎは禁物。とくに雄アリは、セロソルブ法を使っても、乾かすときにペコリとへこんでしまうし、上手く乾いても、恐ろしく脆くなってしまう。

アルゼンチンアリが岐阜県で!
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070323/200703230827_1374.shtml

関東地方へお越しになるのも時間の問題でしょう。