断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

30℃を超え、風がなくうす曇。採集には絶好の日和だったことに朝起きて気付いた。セミの発生が本格化したようで、早く見に行きたいと思っているが、なかなか機会がない。今朝のニュースはミスユニバースとセミと矢を打ち込まれた矢ガモならぬ矢ガンだった。それにしてもミスユニーバースというのは、内面も重視されるとしても、ミス西洋的美的感覚だなと思う。今さら当たり前なのかもしれないが。

3件の標本、2件の書類を日本へ送る。標本(とくに乾燥標本)を簡易包装で送るにあたって困るのは、日本では容易に手に入る小型のタッパーやプラケースがこちらではどこを探しても手に入らないことである。アメリカという国は、確実に大量に売れるものしか売っていない。スーパーを覗いてもそれはすぐにわかる。だだっ広い店内であっても、同じものが棚の一列二列を占領していることが多い。普通の店で手に入るモノの多様性は、日本ほうが数倍多い。ちなみに1ドルショップというものもあるが、そのまま某国で売っているような粗悪なものばかりで、日本の100円ショップの足元にも及ばない(日本の100円ショップの存在の良し悪しは別として)。

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このHatenaに付属しているアクセス解析を久々に見てみたら、おかげさまでマレーシアの採集日記を掲載してから約半月のアクセスが15000件ほどあった。固定客も一気に増えたようで、「ユニークアクセス数」から察するに毎日300名ほどの方が見てくださっているようだ。駄文とはいえ、多くの目にさらされたほうがやりがいがある。

アクセス解析ではいろいろなことがわかる。研究機関のドメインでは、多い順に、北大、京大、東大、農大、農工大、九大、阪大と続く。海外の大学や研究機関も少なくなく、写真だけ見て楽しんでくださっている方もいるのだろう。検索語では「断虫亭日常」で来る人が毎月5人くらいいる。「日乗」です。ちなみに「日乗」でgoogle検索すると、「~亭日乗」というブログを書いている人がたくさんいることがわかる。