断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

久々に論文を投稿した。直前にPhotoShopで図の調整をしたのだが、それに相当の時間を食ってしまった。メモリが256MBしかないので、画像を開くのに1分、保存するのに30秒、切り取るのに1分・・・。こんど帰ったら1Gに増強しよう。来週、同じ雑誌にもう1本投稿の予定。

日本製品に比べるとアメリカの製品の粗悪さはひどいということは前に述べたとおりである。しかも輸入品の大半は中国製で、つまり「良いもの」がなかなか買えないのがアメリカといってよいかもしれない。最近、Kleenexを使っていて気づいたことがある。標本のアルコールや水気を吸い取るのに細かく切ったティッシュを使うのだが、こちらでは最高品質のKleenexを使ってもティッシュの繊維が大量に標本に不着してしまうのである。日本でKleenexを使っても、繊維はほとんど気にならない。それもそのはずで、日本のKleenexは日本のメーカーが作っているのである。アメリカ製が粗悪というよりも、さすが日本の製紙技術というところでもある。もうひとつ、実験に良く使うKimwipeの質も全く違う。さすがに繊維は出ないが、こちらのは非常に薄くて硬く、使い心地がよろしくない。これもやっぱり、日本の製品は日本のメーカーが作っているようだ。KleenexもKimwipeも、もとはアメリカのKimberly Clarkが開発したものである。