断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

図版がほぼ完成した。13枚。あと数枚の絵を描いて、図版を1つ加える。その後に文章を仕上げる。文章書きにも時間がかかるが、やはり絵描きが精神的に一番たいへんな作業なので、先に終わらせておくと後の仕事がずっと楽になる。

ものすごく面白いサイトを見つけた。Cephalotesという南米のアリは空を滑空することで知られているが、その滑空の様子がわかるビデオが見られる。滑空する理由も説明してある。
http://www.canopyants.com/glide_intro.html

Cephalotes atratus。サリーちゃんのパパのような顔をしている。
http://www.myrmecos.net/myrmicinae/CepAtr1.html

タロー君が骨折したらしい。しかも手術が必要で、保険の関係で日本で手術を受けるべきか、アメリカですべきか、難しい状態だそうだ。私のつてで18日から20日まで日替わりでいろいろな人と採集に行く予定になっていたそうで、それにいけなくなったのがひどく残念とのことだった。それからブログはじめましたとのこと。なんだか採集やブログのほうが重要のようで、骨折はそんなに大した問題ではないような雰囲気だった。20歳ってすごい。彼のように災難を大して気にしない性格というのは虫屋に向いていると思う。