断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

6時ごろ起床。朝食を頂き、早めに会場へ向かう。いくつかの講演を見て、生協で食事のあと、再びいくつか講演を聞く。最後の最後は小松君の講演。満員御礼だった。滑舌良く、とても面白い講演で、感心した。かなりの時間をかけて練習した結果である。

午後は海浜性昆虫のシンポジウムを3題聞き、その後2050年の博物館シンポジウムの直海さんのご講演を聞きに行く。とてもわかり易いお話だった。

その後は「昆虫分類学若手懇談会シンポジウム」で、テーマは「これが若手昆虫分類学者の生きる道」だった。いつもこの会の集まりは偉い先生方ばかりで、「どこが若手なんだ」と思っていたが、今回の聴衆は常勤研究者は2名のみで、あとは学生さんばかりが集まり、シンポジウムの目的にかなった集まりとなったと思う。私は「研究生活と学振」という話しをする。聞いているほうは深刻な気持ちになったかもしれない。それでいいと思う。(お役に立つかわかりませんが、この場にいた学生さん限定でPPTをお送りしますので、興味のある方はメールください。)

その後は懇親会で、1次会は中華料理、2次会は居酒屋で、1時くらいに猛烈に眠くなり、2次会の途中で失礼する。最終日、若手だけの気楽さもあって、大変な盛り上がりぶりだった。

今回は3つの口頭発表を抱え、充実した参加内容となったが、練習とpptの手直しに追われて他の人の講演をあまり聞けなかったのは残念だった。どんなに完璧に準備しても、練習しているうちに内容を変えたくなるもので、これは性格上の問題もあり仕方ない。少し前のスライドやOHPのほうがその点、諦めがつくかもしれない。