断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝起きてスーツケースに荷物を詰め込む。今回は60個のFITを仕掛けるので、その支度が一番重い。組み立てる時間はないので、やはり着いた晩のホテルで作業を行うことになりそうだ。

学会期間中に京大の市岡さんから頂いたコガネムシを顕微鏡で覗いてみた。アリの巣から採れたとおっしゃるので、巣材に棲んでいる自由生活種かと思い込んでいたが、形態的特殊化がすごく、明らかに好蟻性種とわかるものだった。新属の可能性が高く、小躍りする。

昼は近所のお気に入り中華店で坦坦麺をいただく。うーん。最高。

午後からヨドバシカメラへ行き、別のレイノックスレンズを標準レンズに取り付ける方法を考える。2つのアダプターを重ねてみて、どうやら良いものが見つかった。ストロボ用の充電池とハロゲンランプ用の単1乾電池を購入。

その後は新大久保の100円ショップ2軒でタッパーやサンダル等を手に入れ、科博へ向かう。野村さんのところで99%アルコールをいただき、その他、別の研究室でいろいろいただき、調査に必要な物品は完備した。アルコールが没収されないかどうか心配だ。

19時より駅前の中の濱で軽く5杯。23時に帰宅。小松君が来ており、昆虫学会の反省会。やはり小松君は相当の練習を重ねたようだ。えらい。