断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝7時に「お食事はいかがですか」と起こされる。台風の影響で到着が遅れ、空港のゲートを出たのは10時近くだった。

小松君と京成に乗る。今回は空港から荷物を送らず、自分で抱えて行くことにした。しばらく宅配便の荷物が受け取れない可能性があるからである。

帰ってメールをチェック。投稿した2本の論文の校閲結果が帰ってきていた。一つはそのまま受理。もう一つはリジェクトだった。その理由には納得できる部分もあったが、「種の定義が狭い」という意見には閉口した。同所的に生息し、別のアリを寄主とし、軽微でも形態の差異が安定していれば、別種として判断してよいはずである。軽微といっても1つや2つの形質数ではない。こういう意見の人は何をもって形態種を識別するのだろうか。。