断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

4時半就寝。6時起床。何かとバタバタしてしまった。

京成の特急に乗ったら、自分の指定席にすでに先客がおり、しかも寝ている。日本人ではないようで、英語で話しかけると、自分で席を探せとのたまった。どうやらフランス人で、3人組のようである。起こして立ち退かせたところ、こんどは通路の床に寝転がり、通る人は迷惑顔。彼らの公衆道徳の缺除にも驚かされたが、多くの外国人利用者のいる路線において、指定席特急と普通の特急の区別がつきにくい京成も悪い。また、若い車掌が彼らに券を買わせようと奮闘していたが、その車掌の英語ができないことといったらなかった。

朝8時にシカゴ到着。「外国人」のパスポートチェックは相変わらず長蛇の列で、それだけで小1時間。それに引き換え「米国籍」はガラガラ。

荷物を受け取って税関へ行くと、珍しく荷物のX線検査を指示された。別の部屋へ行き、いくつもの重い荷物をコンベアーに載せるが、職員全員は談笑しているだけ。全く画面を見ている様子がない。しかも受け取りの部分に人がおらず、荷物が詰まり、本がコンベアーの下に落ちた。あまりの態度に文句を言って本を取らせる。

10時に自宅へ到着。ここで寝てはいけないとは思いつつ、14時過ぎから22時半まで寝てしまった。飛行機というのは座っているだけで疲れるものだ。遅い夕食をとり、1時過ぎに再び就寝。