断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

7時半に家を出て、8時半前にQ大に到着した。電車が全く混雑していないことには驚いた。

博物館へ着くと誰もいない。プリンター室の熱帯魚の水槽の水温が10度まで下がっており、年末には元気だったエンゼルフィッシュグラスキャットフィッシュが死んでしまっていた。アメリカや北海道と違って日本の室内は寒い!

他の先生に手伝っていただき、ネットの接続にやっと成功する。これでhotmailやフィールド博物館のメールと違って、確実に届いて文字化けのないメール環境になった。うれしい。しかし、事務環境がまだまだ未整備なので、これからいろいろ買って整える必要がある。

まだ大学生協が開いていない。なので昼食をどうしようかと思っていたら、三島さんが誘ってくださり、矢原研の学生さんと近所の中華料理店にでかけた。値段も手頃でおいしい店だった。

その後、三島さんとその学生さんの実験している農場へ連れて行っていただく。建物群の中のポツンとした緑地だが、日本的なヤブヤブした感じになつかしさを覚えた。

ケヤキの樹皮を剥がしながら熱帯研へ向かう。ケヤキノミゾウムシやヒメテントウ、コバチの類が多い。熱帯研に着き、細石君に生防研に案内いただくが、残念ながら先生方は不在で、また出直すことにする。緒方先生にご挨拶しようとしたら、ちょうど新年のお祝い会が始まったところで、熱帯研に先生方にまとめてご挨拶できた。

博物館の事務へ行くと、25日に科博から送った荷物が届いていた。標本はすべて無事。日本の郵便は丁寧だとしみじみ感激。アメリカは国内便でも、相当に気を遣わないと標本は送れない。日本では、ゆうパックを使えば、ピン止めしないでも、全く問題なく送れる。