断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

九大から赴任旅費をもらうにあたって、「アメリカに住んでいた証拠」の書類を揃えるのに一苦労。引越しの明細だけでは不十分で、東京の江戸川区に「旧の住民票」と本籍の千代田区に「附票」を請求。全国的な傾向なのかもしれないが、九大はお金関係の手続きが非常にうるさい。
博物館関係の原稿を一つ仕上げて、午後から再び「箱崎熱帯魚」へ。昨日買いそびれたブラックネオンテトラHyphessobrycon herbertaxelrodiグローライトテトラHemigrammus erythrozonus、それにサーぺHyphessobrycon callistus、シルバーチップHasemania nanaプリステラPristella maxillaris、ラスボラヘテロモルファTrigonostigma heteromorphaを購入。水槽がにぎやかになった。小さい水槽にあまりにも魚が少ないと魚が怯えやすいのだが、いまは少し過密気味かもしれない。しかし各種2頭ずつに留めている。
九大は井戸水で、水質は弱アルカリ性(ph9.0)の硬水である。多くの熱帯魚は弱酸性の軟水を好むので、そのままではよくない。そこでphを下げる薬で水質を調整している。もう一つの水槽は、そのまま蛇口の水が使えるよう、マラウィ湖のシクリッドを飼う予定。
午後から京大生態センターの清水先生がお見えになる。杉谷巌コレクションに関することで、図書館の上の部屋をご案内する。
そうこうしているうちに夕方に。この40日間は断虫気味だったので、来週は研究します。