2008-02-18 ■ 今日は会議等であっという間に夕方に。明日は研究に復帰できそうだ。 文藝春秋の芥川賞受賞作、川上未映子の「乳と卵」を読む。内容はなかなか面白かったが、非常に読みにくかった。一文が異常に長く、あるべきところに丸がない。芥川賞の選考には毎回「?」ばっかりで、審査員の選評を読んでもいまひとつ理由がわからないので、良い悪いについては何ともいえないが、今回の作品については、とにかく読みにくいというのが最も強い印象だった。ただし、読んでいくうちに慣れ、大阪弁の語り口ともあいまって、独特の雰囲気が感じ取れた。http://www.bunshun.co.jp/award/akutagawa/index.htm