断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

久々にたっぷり眠った。今日の目的は中島さんが採りたいというシオダマリセスジダルマガムシというハネカクシの仲間である。某所に行って、到着して10秒で発見。あっけなかった。まあ、嬉しいが。「潮溜り」というのは和名に偽りありで、実際には海面から3mほど離れた海水の影響の少ない場所にいる。しかし池で見つかるわけではなく、それどころか全国で2箇所(もう1箇所は男女群島)しか発見されていない。どうしてこの環境、この場所でしか見つからないのか、結局わからなかった。下は水面に逆さに歩く個体。モノアラガイのよう。体長は3mm程度。


それから数箇所をめぐったが、さしたるものは得られず。どこも磯が焼けており、オオズウミハネカクシの好む海藻の多い環境は見つからなかった。写真は美しいが潮間帯性甲虫には不毛な磯。チョウチョウウオやイソギンポの仲間など、魚は多かった。シオダマリセスジダルマガムシとは別の場所。

夕方から川の上流へ。きれいな水で、ひんやりして気持ちよい。私は魚を採って遊ぶ。