断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

中島さんの案内で生体展示用のタナゴの採集へ。まずはヒミツの場所へ。一ヶ所に20種もの淡水魚がいるというすばらしい水路で、カゼトゲタナゴとニッポンバラタナゴを狙う。胴長を履いて2掬い目ですぐに婚姻色のきれいなカゼトゲタナゴが現れた。それから多数のヌマムツに混じってニッポンバラタナゴも。うじゃうじゃいるカワバタモロコスジシマドジョウミナミヌマエビも採集して帰る。泥の中で動き回るのはきつかったが、近所にこういう楽園もあるのかと感激した。中島さんは一瞬で必要分を採集した。腕が違う。ちなみに1種につき4−5頭と、必要最低限を持ち帰った。
それから中標高地のため池へ。ヒルムシロとタヌキモの多いきれいなところである。田んぼへ注ぎ込む水路のドジョウが目的。福岡ではドジョウが絶滅寸前なのだそうだ。首尾よくドジョウは見つかった。

続いて某所の小さな池へ。目的は小型のゲンゴロウだったが、時期が早いようで見つからず。近くの池でカスミサンショウウオの幼生を多量に見つける。

疲れたがやっぱり野外は楽しい。