断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝一番で映画の「相棒」を見て大学へ行く。「相棒」はまあまあだったが、ドラマの拡大版の域を出ないように感じた。14時に山本周平君が来る。今日は解剖と封入の方法を教えた。解剖の難しい材料だったが、なかなか筋が良い。その後、分類の方法論について話す。きっとみるみる吸収してくれるのだろう。記載分類の練習はヒゲブトハネカクシの新種とした。
夕飯は昨日のアジの南蛮漬け、アナハゼのから揚げ、オハグロベラ、クジメ、メバル、カワハギの煮付け。どれもおいしいものだった。とくにアナハゼほっくりとした身で、予想以上に食べ応えのある美味しい魚だった。いつもは捨てていたのだが、中島淳さんに美味しいと聞いて試してみた。やっぱり雑魚は美味しい。アジはもう少し大きくなるのを待って、次回(いつになるかわからないが)はベラ類を中心とした底物を狙いたい。そんな人はいないのできっと良くつれるだろう。