断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝、宇検の海岸を見て回る。岬の突端に小さな浦があって、その岩陰にハマナデシコが咲いていた。

ハマナデシコ
それからとある浜辺に行く。すばらしい環境で、生きたものを初めて見る生き物が多く、夢中で歩き回った。東京の実家は三番瀬に程近く、子供のころから湾奥の貝やカニには慣れ親しんできたが、こちらの海辺の生き物に向き合うのは始めてのことで、何もかもが新鮮だった。たとえば貝では、湾奥との共通種はアラレタマキビくらいではなかっただろうか。写真に撮り忘れたが、クロタイラギ、タケノコガイ、ベニタケなどが印象的だった(私は採っていないのだが!)。

オニダルマオコゼ

ハリセンボン

干潟の様子

イシワリマクラ
とにかくすばらしい海岸に感激。一歩踏み出せなかったが、貝も少しは覚えようかと思い始めた。
夕方のフェリーの最終便で加計呂麻島へ渡り、今晩からの宿泊先、RIKIというダイビング店に行く。すばらしい夕飯。これからが楽しみだ。夕食後、加藤先生、大須賀さんたちと一杯。