断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝から大雨注意報が出るほどの荒天。午前中は採集品や部屋の片付けをし、私はフェリーの出る瀬相の港で皆さんとお別れし、フェリー到着直後に出るバスに乗って島の反対側の西阿室に向かう。そこに住む父親の家に行くためである。「西阿室の丸山の家の前で」とバスの運転手さんに言うと通じるとのことだったので、そのとおりにしたら通じた。「全然お父さんに似てないな」などと言われた。
まずは2年ぶりに犬を見る。最初は知らない人に対する愛想しか見せなかったが、数分で思い出したようで、途中から大喜びで飛び回っていた。
昼食後に畑を案内され、それから車で周辺を見て回る。本当に何もないところだが、人々の暮らしの様子がよくわかって、とても面白かった。またとにかく海岸が美しい。
夕方に雨がやんだので犬の散歩をする。その夜は疲れがどっと出てすぐに寝てしまった。