断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

7時に起きて朝食と荷造り。徳之島空港で車を返し、搭乗。奄美空港に着く前に大島海峡が見えた。美しい。

奄美空港で乗り継ぎの待ち時間に「貝の図鑑―採集と標本の作り方」を買う。次に鹿児島空港で乗り換え。ちょうど昼だったので、山形屋の食堂で「山形屋やきそば」をいただく。機内では前記の本を熟読。大学には16時に着いた。
まずはヒマワリの様子確認。正門前の広場に植えた苗は大成長していた。一方、少し日当たりの悪い建物の脇に植えたものはいまひとつ。おまけに2本が倒れており、猫に踏まれたかと思って引き抜いたら、ヤマトシロアリがくっついていた。生きたヒマワリが食害されるとは。残りの株が心配だ。
大学では緊急のメールをいくつか。昆虫学会の小集会の発表がふたつ決まった。ひとつは九大昆虫標本に関するもので、二つ返事で了解したが、冷静に考えてみれば、九大卒業生が大勢いるなかで、新米には少々荷が重い。決意表明のつもりで慎重に準備することにした。それから奄美と徳之島で採集したフネアマガイを各水槽に入れ、早めに帰宅。
自宅の畑を見て回る。ミニトマトは色づき始め、ヒマワリは背丈を超えてした。1週間ですべて見違えるほどに成長していた。夕飯に初収穫のミニトマトを食べたが、完熟で甘いうえに皮がやわらかく、最高の味だった。