断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

午前中に森本先生に標本をお渡しに行くも、それだけのつもりが小一時間お話ししてしまった。現在、オチバゾウのモノグラフを書いていて、毎日決まった数を解剖してはスケッチすることを続けられているそうだ。見習わなくては。日本で100以上の新種が出るとのこと。
今日も山本君に指導。ようやく一つ短報が終わり、次回から本格的に研究をはじめることになった。
書籍の執筆依頼が届く。「フィールドの生物学」というシリーズ物で、11人の分類学者と形態学者がフィールド調査の経験と方法についての随筆を書くというもの。シリーズ物なので、もちろんそれぞれが単著である。来年の出版になるが、今から書くのが楽しみだ。