断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

夕刻よりふくおか湿地保全研究会の集まりに参加。西鉄井尻駅に集合し、上池という街中に残る池を見に行く。もともとはハスやヒシ類の生える池だったそうだが、今ではシュロガヤツリがヒメガマとアシを押しやっているような湿原と化していて、水中にはカダヤシライギョウシガエルミシシッピーアカミミガメという外来種天国となってしまっている。それでもアオヤンマが多産するそうだし、今日も中島さんがエサキアメンボを見つけた。見た目ほど悪くはない。しかし住民のあいだでは埋め立てて有効利用したいというような考えもあるようで、この池の未来は不確かである。
それから池の近くの居酒屋で飲み会。生き物の話に花が咲いた。