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朝から暑い。うちは海べりなのでマシのようだが、大学構内はすでに猛暑。写真は公的ヒマワリのアメリカンジャイアント。ヒマワリは強い日差しに良く似合う。学名はHelianthusで、ギリシャ語のhelios(太陽)+anthos(花)。
大阪の新居さんよりラオスの未記載種のヒゲブトオサムシというすばらしい贈り物。ほんとすみません。嬉しいです。ありがとうございました。
午後から大塚勲さん文庫の整理を開始。院生の木村君と津田君に手伝ってもらい、蔵書印(判子)を押して、棚へ収める。私は仕事と掛け持ちでやったが、20時までに一般書のみだいだい完了。猛烈に疲れた。下の写真は一般書を箱から出して並べた様子。背景にはまだ雑誌類が残っている。
整理中、信大の遠藤君からクサアリ30巣の詰め合わせがクール便で届く。同定結果が欲しいとのことだったので、急いで同定して結果をお知らせする。30巣のうち、27巣は一瞬で同定できたが、3巣は雑種らしい変なもので、確実な結果が得られなかった。さすがに30巣もあると、日本産既知種すべてが揃っていた。多い順にクロクサ>フシボソ>モドキ>モリシタ>テラニシ。これが西日本だとモドキが圧倒的に多くなり、クロクサは少なく、残りの種は稀となる。今回はとくに欲しいクロクサアリが多かったので助かった。