断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

金曜に久留米から展示を見に来られたおじさんと話したが、おっしゃっていることの半分くらいしかわからなかった。魚の展示をご覧になって、「しぇんしぇー、これはえらいことですよ」というので、キョトンとしていたら、「しぇんしぇー、意味わかりますか? えらいっていうのは、すごいってことですよ」と興奮気味に教えてくださった。その後、工学部PDの中島淳さんの書いた解説を全部写して帰られた。よほど気に入って下さったようだ。
方言といえば、先日の進化学会で、大阪府大の学生に「お兄さん」と言われて同じくキョトンとした。最初、私の兄のことを聞かれているのかと思った(私に兄はいない)。大阪では若い男性に対するごく普通の呼称のようで、それは何となく知っていたが、いざ言われると新鮮で、親しみのある言葉に感じた。東京であれば昔の夜の商売という印象があり(小説での印象)、少なくとも今は聞かない。ところで、大阪でも「お兄さん」と自称はしないようだ。「お兄さん」という自称はNHK教育のお兄さんに限られるのだろうか。
PPT一つ完成。北海道時代にお世話していたゲンゴロウの上手君から結婚の報告。おめでとう! 研究もちゃんとしてね。ちなみに上手君は上記の中島さんの従兄弟。今日は久々の晴天で、夏日だった。9月の残暑といえるのだろうが、8月は連日35度以上だったので、全く不快には感じられない。