断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

クリスマスとなってしまいました。
今日はひたすらにメールうち。今日は1年間、考えあぐねていたことを表明した。ある属のワールドrevisionをあきらめ、一部をドイツの研究者に譲った。もともと偶然に3人が同時並行に進めていた研究で、最終的に私の手に委ねられたものだった。10以上の研究機関から世界の材料を手元に蓄積したのだが、当分はそれを扱う時間がない。ヨーロッパの種に関しては、普及書の出版上、待たせるわけにはいかない。私は東旧北区と北米のものを片付けることにした。先方にはたびたび材料を送ってもらったが、私の都合に対する回答はとても温かかった。ここへ来て妥協というものを覚えざるをえない。