断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は論文を書いたが、今日はその皺寄せでなにもできず。しかし「できるとき」にやっておかないとできない。そして断れることは断る。断るべきときには断る。できないものはできない。それを去年学んだ。断りにくいものでとくに頭を悩ませるのは同定依頼である。とくにヒゲブトハネカクシは外見で見当がつかない分類群なので、一種に相当の手間がかかる。自分の論文ができないのに同定で時間をつぶすわけにはいかない。申し訳ないが、ごくわずかな種数の場合、好蟻性種の場合、研究中の分類群で標本をいただける場合を除き、数年は同定を断ろうと思う。
昨日の写真のハネカクシについて、つくばのコルネットさんから生息環境に関するすばらしい示唆をいただいた。さすが!