断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は宿酔いで、家で原稿を書きながら過ごす。
今日は大学へ行き、ひさびさにじっくりと研究する。1年前に書き終えた論文を手直しして投稿した。編集長にカラーページ代を負けてちょだいとメールしら、すんなり負けてくれたので、思い切って総天然色の図版を3枚送った。負けてくれなかったらグレースケールに変換するつもりだった。こんな具合にあとちょっとで終わる論文がたくさんある。今年は財布(研究費)と相談して、それらをドサッと投稿したい。
それから標本の解剖などする。旅行出発までにタイプを5種分ほど返す予定なので、今週はその計測や絵描きを終わらせなければならない。写真は今書いている属の虫で、インドとビルマから記載された種のタイプ。この属の再検討しているのだが、さる研究者が全くの別属で既知種を新種記載してくれるので、その尻拭いが追いつかず、なかなか先が見えなかった。しかしもう打ち止めのようなので、それらのシノニム処理を含めてまとめて研究を再開することにした。もう何年もタイプを借りっぱなしなので、そろそろ返さなければならない。


今日の動物奇想天外は面白かった。メンダコすごい。南アフリカの砂漠にもあこがれる。