断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

博物館ニュースの編集が終わり、入校した。編集は嫌いではない。旅行代金の入金、出張書類書きを済ませる。この入金で一気に貯蓄が減った。研究費の残額が少ないので、かなり持ち出しになる。共通経費の残額で標本室に入れる棚を発注。これで大塚標本の整理がかなり進む。肩の荷が半分降りた。理学部1年の有本君がバイトで同定を進めてくれている。2月末のGBIFの締め切りまではデータベースの入力を頑張ってもらわなくては。
夜の短時間また絵を描く。面倒くさい絵がまだ残っていたので、それを終わらせた。ある属をまとめるとき、全種を通じて決まった部分の絵を描くようにしている。決まった部分とは同定に有用な形質なのだが、ヒゲブトハネカクシでは属ごとにそれが異なるので、何を書くか決めるまでに少々考えることになる。今回は全体の概形の半分、中脛節、第8背板(雌雄)、第8腹板(雌雄)、第9-10背板(雌雄)、雄交尾器中央片、受精嚢を描くことにした。最初の2つが厄介だったが、明日以降に描く残りは気楽だ。