断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今回最初に訪れたArchidonaは常に湿度100%で、木々に生えるブロメリアやコケは見事だったが、当然洗濯物は全く乾かないし、われわれのカメラはいきなり不調になった。私のカメラではストロボはイカれてしまい、思うように発光しなくなって、後半はろくな写真にならなかった。だからここに示す写真の半分はひどい。
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私はバッタが好きで、種名などはよくわからないけど、見つけるとニヤニヤしてレンズを向けてしまう。本当はトンボも好きなのだが、難しいので撮影は端から諦めている。両者の共通点は生きているときの眼の美しさである。どの角度からもこちらを見ているような「瞳」もかわいらしい。
バッタには多数の亜科や科があって、南米ともなると日本とはかなり違うので、多くはよくわからない。
毒々しいバッタはだいたい毒があるようで、一番上の種と最後の2枚の種(雌雄)をグンタイアリに与えてみたら、すぐに放して興味を失っていた。本来グンタイアリはバッタの類が大好きである。実験していないが、他のものも毒があるかもしれない。


イナゴモドキのような普通の形だけど鮮やかな種。


この2枚はガニマタのバッタ。同じくガニマタのボウバッタと顔つきが似ているので、おそらく近いのだろう。


この2枚は翅がなくてずんぐりした奇妙なバッタ。色と大きさは全然違うが、体型や目の反射がそっくりなので、きっと近縁だろう。


これらはモリバッタのようなフキバッタのような雰囲気のバッタで雌雄。しゃもじ状の短い翅に黒い斑紋があって、頭頂が白くておしゃれ。