断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

きれいなチビタマムシ
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タマムシというと玉虫厨子のタマムシ、玉虫色のタマムシであるが、そのタマムシが含まれるタマムシ科には米粒より小さいチビタマムシ属やケシタマムシ属、ナガタマムシ属のような地味で小型の甲虫がむしろ多い。写真のチビタマムシは日本のチビタマムシそっくりの体型ではあるが、青緑色の美しい体色だった。体長は3ミリほど。
昨年の秋にむし社に行ったとき、タマムシ屋の小林さんにマクロレンズにミクロ探検隊を付けて撮る方法を聞いた。マクロレンズに付けられるとは思っていなかったが、これがとても良かった。マクロレンズをズームしすぎるとボケるが、ズームせずにミクロ探検隊で倍率を上げると、ボケないうえに深度のある写真になる。しかもレンズと虫の距離を少し離して撮影できる。原理からすれば当たり前だが、すごいことである。写真は手前に光が回ってないが、言い訳をすると、手持ちで1発撮影したきり、チビタマムシは飛んでいってしまった。(エクアドル、Venecia)