断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

家慈の還暦祝いで東京に帰っていた。
昨年の11月に植えたタマネギ。収穫までまだ時間があると思ったが、もうすぐのようだ。葉が折れて倒れたら収穫の合図。苗のときから、他の品種より小さく細かったが、早生の小型種だったようだ。これで夏野菜が植えられる。
下の写真は植え付け直後の様子(11月14日)。最初はこれで育つのかと気を揉んだが、結局、1本も欠けずに成長した。
野菜の成長は見ていて単純に面白いし、学ぶことも多い。たとえば、タマネギは冬に苗を植えて、春から初夏に収穫するものであり、夏から冬にかけて売っているものは、それを貯蔵したものであること。ハウス栽培で多少は収穫が早くなっているそうだが、一年中出来る野菜ではないようだ。そして写真のように、収穫前には葉が根元から折れて倒れるなんて、自分で育てるまで全く知らなかった。