断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝いちばんで平戸の田平教会へ、標本の引き取りに伺った。司祭の烏山さんがドイツ箱700箱分の標本を寄贈してくださる。すでに箱に入っていたため、日通の方と信者の方であっという間に積み込みが終わった。
途中の松浦市の物産店で魚を見る。イラは「オーガン」というらしい。

「コチ」にはワニゴチも入っていた。

メバルカサゴアラカブ)>>>>チヌ(クロダイ)の高級順。


コノシロはあまりにも安い。

昨日のゼミで登場した植物が駐車場の脇に生えていたので、撮影した。アオイ科のイチビ。

それから大学で荷物を降ろす。
積み上げた標本の一部(2/3)。チョウと甲虫を中心に、実にさまざまな分類群の標本が充実しており、まさに博物館に必要なものばかりである。烏山さんが人生をかけて集めてこられた標本であり、これを管理、活用する強い責任を感じる。風情のない話だが、1頭何十万円の標本も多数ある。これから博物館の建設計画が具体化するとき、このように単純に「すごい」標本は強い武器になるだろう。